コンタクトレンズ・メガネについて
コンタクトレンズは「高度医療機器」です
コンタクトレンズは法律上、心臓のペースメーカーと同じ「高度医療機器」に指定されています。コンタクトレンズは目に直接触れるものなので、目に少しでも異常を感じたら、絶対につけてはいけません。最悪の場合は失明する危険もあるからです。また、1日の装用時間や装用年数の長さによって角膜の細胞がダメージを受けていくので、コンタクトレンズを新しくしていっても一生涯使えるものではありません。コンタクトレンズのリスクについては充分説明させて頂きますのでよく理解してからお使いください。
市販品を使用するリスクとは
場所によっては、量販店やドラッグストアなどで、コンタクトレンズが簡単に手に入ります。しかし、装用の仕方について説明がないまま使用することは、重大なリスクがあります。
- 目が酸素不足になる
- 角膜の細胞が減る
- 角膜がにごる
- 角膜にキズがつき、細菌やカビがそこに感染する
- 洗浄方法によっては、コンタクトレンズ自体にカビや細菌が付着する
こんな症状はありませんか?
- なんとなく見えづらい
- 度が合わなくなってきた気がする
- 目がゴロゴロする
- 目の乾きを感じる
- 目が充血している
- コンタクトを入れると目ヤニがでる
当院でおこなうコンタクト・メガネ処方
最近では、10代の方でコンタクトレンズを希望される方が増えています。当院では、未成年の方に処方をする場合は、お父様やお母様にも必ず、コンタクトレンズのリスクなどについてご説明させていただいております。
また、メガネについては、それぞれ患者様に合ったレンズの種類やフレームの選び方について、説明をさせていただいています。ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
来院~納品までの流れ
コンタクトレンズ
1目の状態のチェック
目の状態によっては、治療が優先となります。
2カウンセリング
患者様がどのようにコンタクトレンズを使いたいのか、目的やライフスタイルについて伺います。遠近両用のコンタクトやドライアイに特化したコンタクトレンズもあるので、それぞれの患者様に合ったコンタクトレンズをおすすめします。
3コンタクトレンズの選択
場合によってはコンタクトレンズを何種類かいれて試していただき、それぞれの患者様に合ったレンズを処方します。
メガネ
1カウンセリング
パソコン用、遠近両用、中近用、近々用など患者様がどんなふうに、メガネを使用されるのか、ライフスタイルについて伺います。
2視力検査
視機能検査技師が、時間を掛けて丁寧に視力検査し(20〜30分)、用途にあった適正な度数を決定していきます。
3レンズの説明
白内障のまぶしさを軽減するレンズ、黄斑変性の予防のためのレンズ、ブルーライトカットや紫外線カットレンズなど、用途にあったレンズの使用をおすすめしています。
4メガネの処方
最終的に医師が処方せんを書きお渡しいたします。
コンタクトのアフターフォロー
コンタクトレンズを処方させていただいた方には、3か月に1度、定期検査にお越しいただき、コンタクトレンズが合っているかどうかをチェックしています。
コンタクトレンズは、日々進歩しています。新しい製品の特性やメリットなどもご説明し患者様がより安全にコンタクトレンズがご使用になれるお手伝いをしたいと思っています。
院長からのメッセージ
コンタクトレンズを医師の診察を受けずにネットで購入する方が増えているようです。目に直接のせるものなので、安易に考えず、必ず眼科医のチェックを定期的に受けてください。メガネのレンズやフレーム選びも大切です。度数があっていても眼精疲労の原因になることがあります。